Allion  
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ΛLLIONの紹介

 1994年頃、熱烈なオーディオファンの友人と一緒に彼の知人宅へ行き、一目でぞっこん惚れ込んだのが グッドマンのアキショム80で、その後一気にのめり込み、数年後にはFASTの発売元となっていました。 その時目標としたのが、10年後、日本の伝統工芸、漆塗フロントパネルを採用したモノラルアンプ600Wで世界に真価を問う事でした。
 2005年、フラグシップ機、C-100、M600が完成。(2005年度グッドデザイン賞受賞) ドイツの会社での取り扱いも決まり、翌年はラスベガスのSECへ出展。当初の目標は達成されました。

 その後、約40年の自身のオーディオ歴と感性を凝縮したアンプの開発意欲が日に日に募り、新たなアンプ の開発を決意。 目標としたのは高級機と聴き比べ、全てに上回るのは無理でもそれ以上の魅力を持ったアンプでした。
なぜなら、いわゆるブランド品を凌駕する、あるいはそれらで得られない魅力が無ければ、小さなハンドメイド メーカーの存在意義は無いと思っています。 それも、手が届く価格でなければ意味がありません。

 目標は限りなく高く、試作期間はあっという間に1年が過ぎ、その後も思うような成果は得られませんでした。 昨年の春(07年4月)出来上がった試作機も、評論家からは販売価格から言えば十分だと言われたましたが今ひとつ納得できず、 それからさらに半年、開発開始から1年半が過ぎた昨年10月、心底納得できる素晴らしいアンプがとうとう完成。 電源平滑回路に1年かけて検証した、出川式電源を採用したのも大きな要因だったと思っています。
 この時の試作機は、同月アメリカのデンバーで行われたロッキーマウンテン・オーディオフェストにおいて、 スピーカーメーカー、フィーストレックス社のデモ用として使用され、同会場で2万ドルの真空管アンプを一蹴した実績を持っています。(フィーストレックス社技術部長、寺本氏談)
 このデモはよほど好評だったらしく、アメリカの有名な評論家のHPに写真入りで紹介されたり、寺本氏の取引先(世界にネットワークを持っているとの事)からも是非取り扱いたいという熱心な申し込みや、他にもインドで取り扱いたいというメールも頂きましたが、生産力を含め時期尚早と判断しお断りしております。

 ALLION開発において、一番ご苦労を頂いたのは、開発及び制作依頼先とそのスタッフの方達でした。 私の常識外とも思える要求によくぞ応えて頂いたと、心底恐縮し深く感謝しています。 この場を借りて御礼を申し上げます。
本当に有り難うございました。心から感謝しております。

 今回、設計も製作先もFASTと異なり、PSEやPL法(製造責任に関する法律)等、熟慮の結果自社ブランドを立ち上げることに致しました。 ブランド名ALLIONの由来はここに書かれているとおり、ギリシャの楽人伝説に登場する琴の名手です。
 ALLIONが皆様のオーディオライフをより豊かにするため、これからもユーザーの皆様に喜んで頂ける製品を提案して まいります。

 今後とも宜しくお願い申し上げます。

(有)出水電器  島元澄夫

アリオン 〜ギリシャの楽人伝説〜

 ある時、シチリア島の音楽コンクールがあり、ギリシャ全土の楽人、詩人が一同に集まりました。この時アリオンも、コリントス王のお供をしてその島に渡り、見事に優勝して、たくさんの賞金を手にしました。そして、故郷のレスポンス島に立ち寄ろうと舟に乗り込みました。

 しかし、出港するとまもなく、荒くれた水夫たちに取り囲まれて、その中の船長が刀を振りかざし、賞金の入った袋を奪った上に、海に飛び込むように命じられました。

 アリオンは助からぬ命だと悟ると、立派な楽人らしく死のうと、紫の衣を身に着けて、花輪をいただいて船縁に立ちました。広い海を前に琴をかき鳴らし、最期の歌を歌いつづけました。するとどこからともなく、たくさんのイルカが船の周りに集まってきて聞き惚れていました。歌い終わるとアリオンは潔く海に身を投げました。そこを大きなイルカがふわりと背中に受け止めて、陸に向かって泳ぎ出し、その後を多くのイルカたちが続きました。こうしてアリオンは無事に岬まで送り届けられて、コリントスの王宮に着きました。

 やがて、遅れて帰ってきた船長と水夫たちは、その悪事が発見されて、厳しい罰を受け、アリオンの名声はより一層高まったということです。